声明

盛本代表に聞く

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いま何故、野党総本家なのか?

2016年7月に予定される参院選は、アベ政権の信を問う総選挙のような性格を持っています。アベノミックスはとうに失敗していて有権者は苦しい生活を強いられたまま政治に不満を抱いています。一方、自民党は支持を失うのが怖くて同時総選挙ができません。
参院選で、自民党・アベ政権の批判票はどこへ行くのか。岡田代表の「民進党」はもの珍しさはあるもののまだ未知数で、かっての民主党野田政権のイメージと重なることから政治不信を払拭する受け皿としての魅力・インパクトがありません。
これでは政治に不満をもつ多くの有権者が行き場のない選挙になってしまいます。
では社民党はどうか。自民VS.民進党のラウンドに上がれず有権者にスルーされてしまう危険性があります。
こうした状況を打開するキャッチ・コピーが「野党総本家 社民党」です。
キャッチ・コピー「野党総本家社民党」は、野党としてスジを通してきた党の存在を世に問うと同時に仲間をはげます意味合いが込められています。

○ 政権の安定より生活の安定を! 野党総本家 社民党です。
○ 戦争をしない。原発のない国を! 野党総本家 社民党です。


野党統一候補の当選で、与野党逆転はあるのか?

生活の党の小沢さんは野党が比例代表の統一名簿を作って参院選を戦う「オリーブの木」構想で政権批判の受け皿を一本化するよう訴えています。
実は国会で与党が多数を占めているのは小選挙区制によるところが大きいのです。小選挙区制は10数パーセントの支持率で政権を握ることを可能にしています。

参院選で野党統一候補が当選することをきっかけにして、国民の大多数が望む「戦争法と憲法改正」や「原発廃止」の政策を掲げて合流する政界再編がおきれば、与野党逆転のチャンスが充分にあります。
アベ内閣を組む自民党の中にも戦争法は危険とみなす正統派保守の人たちがいるわけで、野党共闘イコール民進党との合流ではなくて政権批判のもっと大きな流れを作ったときに民主主義が実感できる政治がおこなえるものと考えています。